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梅次郎、行方不明

猫の梅次郎が姿を消して1週間がたちました。
いつも猫がいた生活だったので、急に家が寂しくなりました。
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手のひらにのるくらい、ちっぽけでフワフワした子猫がうちに来た日を思い出します。
けっこう辛い時期に、梅次郎が居てくれたことで、ずいぶん救われました。
とても感謝しています。
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そのうちふらっと帰ってこないかな。
帰ってきたら、うんとかわいがってあげようと思います。


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2014-09-30 06:17 : 猫の梅次郎 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

独立1年目のコシヒカリの刈り取り、始まる。

集落の田んぼは、ほとんど刈り取りが終わりました。
田植えが遅かった僕も、ようやくコシヒカリの刈り取りです。
今年は草取りやイノシシ、大雨にてんてこまいでしたが、それでもこうやって収穫の日を迎えられることが、なんだかとても神聖なことのような気がして、自然や稲に対して感謝の気持ちがわいてきて胸が一杯になりました。
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稲刈りに使うコンバインはマサヨシさんに譲ってもらいました。
袋取りの2条刈りで型は古いのですが、よく働いてくれます。
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大学農学部のケンタロウくんが、手伝いに来てくれています。
高校の担任が同じという縁で連絡を取り合うようになり、ついに新潟まで足を運んでくれました。
コンバインにも少し乗って貰いましたが、基本、下働きでひーこらいってます。
もう一人、前職後輩のシホちゃんもかけつけてくれて、バリバリ手刈り中。
ぬかるんで機械が入れない田んぼでは、人の手に勝るものはないのです。
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資金が乏しい僕は、とにかく「借金をしない」よう、借りられる機械は貸してもらっています。
写真は刈ったモミを乾燥する機械。この後、籾摺りをして玄米にするのも、マサヨシさんにお願いしました。
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いろんな人に支えられて、独立1年目のお米がとれました。
2014-09-25 07:49 : 野良しごと : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

秋の畑の風景

稲刈りをしてもお米として食べられるまでにはまだ先があります。
稲刈り→乾燥→もみすり→精米→とぎ→炊飯→盛り→配膳→いただきます!
乾燥には乾燥機、籾殻を取り除くもみすりにはロールちゅう、これまた専用の機械。
一工程ごとにいちいち大げさな機械が必要なのが、いまの米づくりです。
必要な機械は少しずつそろえていくとして、まずはできた米を売るためになんとか精米までこぎつけないといけません。
そこで、今年はほかの人の機械を、うまくタイミングをずらして貸してもらう、名づけて!
「間借りなりにも米作戦」
で参ります。

というわけで、モチ米は去年までの研修先だった天明さんにお願いしてなんとかクリア。
次のコシヒカリは、ほかの人の動向を見ながら、間借りのタイミングを計っているところで、すこし間が開いています。
で、今は何をしているかといいますと、主には畑仕事です。
秋冬野菜の種まきはさすがに終わりました。
今は夏野菜の片付けや、秋冬野菜の間引きなどをしています。

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これはダイコンの間引き。この辺では「すぐり」といいます。この間引き菜(すぐり菜)がおいしくて、ダイコンを多めに蒔いてしまいました。今は毎日ダイコン葉の味噌汁を飲めるしあわせに浸ってます。

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ニンジンもよく発芽し、育っています。こちらはもう少し多きくしてミニキャロットですぐる予定。

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今年はよくとれたスイカも終盤です。

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ゴマです。裏のトシコさんいわく「ゴマなんて買ったことないこて」。
自分の畑で育てたゴマは香りが抜群にいいですね。

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コリアンダーの種はスパイスになります。
コリアンダーはパクチーのことです。

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春に打ったキクラゲ。もう少し大きくしてから収穫です。

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タマネギの苗。蒔くのが遅かったせいか、まだだいぶ小さいです。
大丈夫でしょうか。

稲刈りのことを気にしつつ、自家用の畑に向かっています。
土をいじるのは楽しい時間。
移ろい行く季節を感じます。
2014-09-19 15:01 : 野良しごと : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

新・農業人フェアに出ます

9月20日(土)は、新・農業人フェア。
「上越やまざと暮らし応援団」でブース出します。
今回は僕も参加予定なり。
気楽な相談会なので、人生思いっきり変えたい人も、ちょっと興味ある人も、ぜひぜひいらしてくださいませ。

開催場所
池袋サンシャイン ワールドインポートマートビル 展示ホールA-2・A-3
開催時間
10:30〜16:30(16:00受付終了)
http://shin-nougyoujin.hatalike.jp/schedule/20140920.html
2014-09-17 08:04 : お知らせ : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

モチを刈りました

モチ米の田んぼを刈りました。
たった2アールの小さな田んぼですが、独立一年目の正真正銘初収穫です!
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「お、始めたなー」
「田んぼやっこくて(軟らかくて)かなわんねー」
みんな通りかかりに声をかけてくれる。
石谷集落も本格的に稲刈りです。
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連休を使って、子供さんやお孫さんが手伝いに来ています。
特に今年は毎日雨が降っていて、田んぼがずぶずぶ。
例年より「手刈り隊」が大活躍なのでしょうね。
子供たちが手を振ってくれます。
みんな忙しそうに軽トラを飛ばしながらも、すれ違うときには、うれしそうに挨拶をします。
稲刈りのこの賑わいが大好きです。
せっかく天気がいい連休なのに、手伝わされる側はちょっと面倒くさいかもしれませんが、「手伝ってもらわないと困る」という関係の中で、自分たちの食べるお米に携われることは、じつはすごく幸せなことと、非農家の息子は思うわけです。
スーパーに並ぶお米をどれがお買い得か値札を見て選ぶ暮らしと、お米を食べるということはラクなもんじゃないとブー垂れながら新米を口にするのとでは、ずいぶん違うんじゃないかと。
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一年目の初収穫は、機械がちゃんと動くか、操作に慣れるまあたふた。
泥沼田んぼに悪戦苦闘。手刈りもたくさんした。
でも、ちゃんと終わるんですね。
まだ先は長いので、一枚ずつ焦らず、怪我をしないように行きたいと思います。
2014-09-15 06:25 : 野良しごと : コメント : 2 : トラックバック : 0 :

泣き面にスズメバチ③

夜になると、スズメバチに刺された左腕は二の腕まで腫れあがり、痛かゆくなり、かなり熱くなっていた。
腕全体を濡れタオルでくるみ、ありったけの保冷剤と氷袋を上からも下からも当てるようにすると気持ちがいい。
なにより昨夜と違って、布団で眠れるのがうれしかった。

朝が来た。
起きれない。体がだるくて重い。
熱を測ってみると38.2あった。
こりゃいかん。さすがに病院へ行こう。
今日は漬け物の仕込みと味噌の天地返しがあったっけ。
タッちゃんに電話で事情を話すと
「いいよ休んで。それより、一人で病院行ける?」
「大丈夫です。頭はしゃんとしてます」
こういう時、とっさに「大丈夫です」というのは、都会暮らしの癖のような気がする。
それでも稲刈りが近づいていて、加工所の仕事を早く終わらせたいだろうタッちゃんの気持ちを考えると、やはり頼めなかった。
じっさい運転はさほど難しくなかった。車を走らせること20分。旧町の中心地に診療所がある。
いつもはさんざん待たされるのだが、受付で「スズメバチに刺された」と伝えると、すぐに通された。僕の前の人もハチに刺されたようだった。ハチが凶暴化するこの時期、刺される人は結構多く、優先的に診るようだ。

「かなり危険な状態だ」
テレビドラマのような台詞が飛び出した。
「すぐ点滴打って」
いつも辛口で有名な先生が「あーあ、かわいそうに」と滅多にない言葉まで発するのを聞き、ことの重大さに気がついた。
「なんですぐ病院行かなかったの?脈拍がすごいね。血圧も。心不全になっててもおかしくないよ。アナフィラキシーショック寸前。なんとかなっているのは最初に毒を吸い出したことと、まあ・・・運がよかった」

点滴は2時間かかった。
立ち上がるとまだ少しふらつくも、病院に来たときとは別の体のように調子がいい。
アレルギーの薬をもらい病院を出る。
最近にはめずらしく、えらく天気がよかった。
こういうときくらいいいかと、コンビニで海苔弁とプリンを買って山に帰った。

弁当を食べ、薬を飲んで一眠りすると夕方になった。
もうだいぶいい。軽トラで田んぼを見て回る間に、何人かと出会い、出会うたびに、
「今夜も田んぼで寝るんかね?」
「スズメバチに刺されたんだって?」
と聞かれるので、数日限定のたくましい左腕を見せては補足説明をした。

悲しいことに、昨日あんな苦労して張ったきらきらテープはあっさり破られ、イノシシに入られていた。
恐る恐る、だいぶ遠くから現場検証してみた。
やはりオオスズメバチだった。
去年のキイロと比較にならない激痛だったもん。

テープを張りなおし、ありったけのロケット花火で威嚇し、この日は寝る事にした。
ありがたいことに、上越有機農業研究会の先輩が電気柵を貸してくれることになった。
先輩は平野部の農家。さすがにイノシシ害はまだない。
合鴨を使った無農薬栽培をしていて、キツネやら狸やらから合鴨を守るために持っている電気柵は夏までで出番を終え、倉庫で遊んでいるとのこと。
次の日、さっそく借りに行った。
そして草刈りの続き。例の危険地帯だけは重装備でサーっと刈った。
電気柵を張る。通電を確認。よし!
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これでほんとに安息の日がやってきた。
稲刈りまであと2週間ほど。
もう、大きな災難が降りかかりませんように。
夕暮れの農道を、軽トラの窓枠にひじをのせ、すがすがしい気持ちで帰路についた。
(おしまい)
2014-09-11 20:41 : 野良しごと : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

泣き面にスズメバチ②

僕が田んぼで夜を明かした話は、村中にすぐに広まった。
うわさはだいぶ面白い話になってしまったようだが、イノシシが出たことと、夜明かししたという事実は押さえられてはいる。
みんな、会うたびにアドバイスをくれた。
まずは草刈りだ。田んぼのまわりを広く草刈りすることで、見通しをよくする。
さすればイノシシは身を隠しにくいゆえ嫌がること、これ鉄則なり。
さっそく田んぼのアゼ(土手)を刈ることにした。
いつもより深く藪に分け入り、硬いカヤでも木の枝でも、刈り払い機で力任せに刈り込んでいく。
いつもより力が入る。
イノシシなんかに負けるもんか!
負けるもんか!
負けるもんかー!
痛あああああああああああ!!
激痛が走った。
見ると左手の甲、手袋の上から親指の付け根あたりにズブリと刺し込んだままの姿勢でスズメバチが止まっている。
とっさに払いのけるが、なぜか胸部だけがどこかに消え、頭部と針のある腹部だけが残った。
なお痛い。痛いよ。痛いじゃないかああ!
残った腹部をつまんで針ごと抜き、手袋をはずした。
心臓がバクバクいっとります。
去年一回キイロスズメバチに刺されたっけ。
2回刺されると、オイルショックとかなんとかで死ぬことあるんだってね。
ああそうだ、ポイズンリムーバ(毒の吸引器)があった!
つい先日知人がくれた。たしか軽トラに・・・あった!やった!
でも使い方わかんないや。えーとなになに・・・刺されて2分以内に使えって、おい、もう1分45秒くらいたったよ(うな)!
一人あたふたしながら、それでもなんとか吸引でき、数回繰り返すうちに、息も落ち着いてきた。
運よく近くの畑にトシコさんがいた。
「なした?」
「スズメバチに刺さんたー」
「それじゃ、これ塗りない」 持ってきたのは虫さされの塗り薬。「これ、よく効くこて」
毒の吸引もいい加減やめにして、おすすめの薬を塗りこみ、軽トラの影で横になる。
「病院連れてこか?」
今日は日曜日だ。急患引き受けてくれる病院ってどこだ?トシコさんもわからないというし、今から調べて行くか?
待て待て、このままイノシシ対策もろくに終わらないままにはしとけない。
家で少し休もう。そんで容態が悪いようなら病院へ行こう。
ぐるぐると頭の中で考えをまとめ、心配するトシコさんを説得して家に帰った。

保冷剤をタオルで包んで患部に当てて、横になるが、
痛い!ちょー痛い!

目が覚めると夕方だった。
左腕はパンパンに腫れあがり、右腕の2倍くらい太い。ぼくドラえもん状態だ。
でもだいぶ痛みはやわらいだので、やおら起きあがり、田んぼに出る。
田んぼの周りに数メートルおきに棒を立てていく。鳥除けのきらきらテープを張るためだ。
左手は使えないから、仕事が遅々として進まない。痛いことより、こういうとき独身の切なさが身にしみる。
最後は、トシコさんがパーマ屋でもらってきたという「髪の毛」を網袋に入れ、イノシシの通り道に棒を立て引っ掛けておいた。これがなかなか臭い。なんとも懐かしい香り、そう、おばちゃん臭いのだ。
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これでさすがに今夜はゆっくり眠れそうだ。
作業が終わったのは、あたりがすっかり暗くなり、満月直前の大きな月が空にぽっかり浮かんだ頃。
明日は中秋らしかった。
(つづく)
2014-09-10 21:11 : 野良しごと : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

泣き面にスズメバチ①

スピード違反で捕まった。
人生初のできごとは、単なるある日の事件ではなく、このあと続く悪夢の予兆だったなんて。
「今年はおかしい、あそこの田にもイノシシが入った」
村の人が騒ぎだしたのは、8月下旬。来月には刈り取りだ。
数年前からこの村の田んぼにもイノシシが騒ぐようになったと聞いていたが、それはあくまで山際の田んぼだけ。
それが今年、ずいぶん民家近くの田んぼまで被害が出るようになったのだ。
山際の田んぼをかまってきた人はイノシシ対策も熟知しているものの、多くのそうでない人は、電気柵という最終兵器を持たない。
イノシシが出たとなれば、まず鳥除けのきらきらテープを張る。さらに案山子を立てる。
イノシシはわりと臆病でそれなりに効果がある。
あるが、やがて慣れてしまう。
そもそもイノシシは田んぼの米を食べるというよりも、田んぼのぬかるんだところでゴロゴロ寝転ぶことを好む。
もちろん米も食べるが、ヘタクソなので、口が届く範囲の稲穂を何本かしごき取る程度だ。
イノシシが騒ぎ寝転んだところの米はくさくて、とても食べられたものじゃないと聞く。
場合によっては田んぼ一枚全部米を捨てることもあるらしい。
そんな話をなかば他人事で聞いていたが、ついに僕の田んぼにもやつらが出た。
今年初めてつくる田んぼで20アールもある村一番大きな田んぼ。
眺めが最高で気に入っている。稲の育ちも順調でいい気分になっていた田んぼだ。
そこが一夜にしてイノシシが縦横無尽に歩きまわり、寝転んだ痕!跡!アト!!
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今日までの草刈りや草取り、いろんな苦労が踏みにじられた気持ちになり、泣きそうになった。
でも泣いている場合じゃない、気がついたのは夕方、また暗くなればやつらが跋扈する。
車を飛ばし片道30分先のホームセンターでロケット花火を買ってきた。そして車にキャンプ道具を積み込み、田んぼに向かった。
こうなったら、明日の朝まで夜営だ。
1.5時間おきに目覚ましをかけ、ロケット花火で威嚇しつづけるんだ。
気持ちは秘密基地づくりに凝った子供時代。
ランタンの灯りで本を読むのは、アフリカ暮らし以来の幸せな時間。
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ちょっと楽しい気分になりつつ、うとうととしつつ、しかしアラームが鳴ればロケット花火とライターを持って田んぼを回ること6回。東の空が明るくなってきたので、すべての田んぼを巡回して帰路につく。
こんなことを続けてたら、こっちがもたない。
一眠りしたら、今日は本格的にイノシシ対策をしなければならない。
(つづく)
2014-09-09 21:37 : 野良しごと : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

この雨だすけ、田乾かんこて

毎日雨が降っています。1ヶ月くらい、まったく雨が降らない日は数えるほど。
この時期、雨ばかりだと、田んぼがいつまでもズブズブやわらかいまま稲刈りを向かえることになります。
そうするとコンバイン(稲を刈る大型の機械)では入れないこともあり、手刈りしないといけません。
もう少し晴れてほしいなーと思っている矢先、バケツをひっくり返したような大雨が降りはじめました。
やれやれ。

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写真は無農薬無化学肥料の田んぼの様子です。
雑草と害虫にいじめられて初期の生育が抑えられたため、いまだに穂が青く、天を仰いでます。
石谷の田んぼはだいぶ赤らんできました。
今年は稲刈りが少し早くなりそうとのこと。あと1週間もすると始まりそうです。

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こちらは、一番最初に植えた田んぼ。
さうがに穂が垂れ、赤らんできました。
もう少し晴れが続くことを、ひたすら祈り、1年目の稲刈りに、ドキドキしています。
2014-09-02 07:26 : 野良しごと : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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プロフィール

鴫谷幸彦

Author:鴫谷幸彦
青年海外協力隊、農業系出版社など経て、新潟県上越市吉川区の山村に移住。2年間の研修ののち2014年春に就農しました。

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