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2年目の米づくりレポート②(7~8月)

6月、田んぼの仕事は水管理が大切になるため、毎朝田んぼの見回りをします。
そしてすっかり伸び放題になった畦の草を、来る日も来る日も刈り払い機で刈っていきます。
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妻にも一台、背負い式の刈り払い機を一台買いました。
この写真はデビュー当日。かなり不慣れな感じです。
しかし毎朝5時半~1時かほど、朝飯前に草刈りを続けるうちに、すぐに上達してしまいました。
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山の田んぼは傾斜があるので、田んぼの面積よりも畦(土手)の面積のほうが多いのです。
稲を育てているというよりもむしろ、草を刈るのが山の米づくりではないかと言いたくなるほどです。
草刈りは大変な作業ですが、きれいに刈られた田んぼは床屋に行きたての頭のようで気持ちがいいです。
風通しがよくなり、田んぼの稲も嬉しそうです。

無農薬の田んぼで、5日おきに引っ張り続けた除草機の効果は、なかなかのものでした。
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7月上旬でこの様子。稲と稲の間に草はほとんど見当たりません。
稲は害虫のアタックを乗り越え、草に邪魔されることなく、のびのびと育ち始めましたのでもう安心です。
稲の影になれば草の勢いは抑えられます。
大成功!!
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無農薬の田んぼです。
今年はこの田んぼのできが一番よかったように思います。
株張りといい、草の少なさといい、生き物もたくさん見られ、にぎやかで稲の生命力が溢れる田んぼになりました。

しかし8月中旬になり、今年もやつらがやってきました。
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イノシシです。まだ青い稲を根っこから掘り返すように……。
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今年は春に3台の電気柵を購入しておいたので、被害が出たところと、被害が出そうな田んぼを選んで設置しました。
山の田んぼは形がいびつな上にあちこち離れているため電線も機械本体も余計に必要です。
すべてを囲うことは、できないので、ロケット花火や電線に似せたテープなどで知恵比べ、だましあいでしのぐしかありません。

かつて山里では、人が自然と向き合い、山と田畑を手入れし暮らしていたのだと思います。
自然から恵みをいただく代わりに、自然との境界を心得、大事にしてきたのだと思います。
人と自然が上手にかかわり、付き合っていた時代があったのだと思うのです。

イノシシが悪さをしているのではなく、人間が自然との付き合い方を忘れてしまったことが、バランスを崩したのではないか。
山は人が暮らさないと守れないし、山の暮らしを守らないと、里の暮らしも守れない。
そんなことを考えつつ、無事収穫できる日まで、心休まらぬ日々です。


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2015-09-07 22:09 : 野良しごと : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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プロフィール

鴫谷幸彦

Author:鴫谷幸彦
青年海外協力隊、農業系出版社など経て、新潟県上越市吉川区の山村に移住。2年間の研修ののち2014年春に就農しました。

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