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6年目の3・11

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今年もまたこの日がめぐってきました。
今は自分の新しい生活にも慣れ、忙しい日々に、あの日のことを忘れて暮らすことがほとんどになってしまいました。
でもやはり、忘れてはいけない、心に留めて生きなくてはいけないのだと思っています。

6年前、東京のオフィスに僕はいました。
地震のあと感じた東京の寂しさを思い出します。
普段、あれほど華やかだった東京という大都市は、電気がなければ寒々しいコンクリートの塊でしかなく、人の温かみも、自然の存在感もそこにはなく、ただ寒々しい本性をさらけだした感じでした。

この村に暮すようになり、人の温かさ、やさしさ、自然の圧倒的な存在感に包まれていることが当たり前になった今、あの寒々しさが返って強く思い出されることがあります。東京を離れてずいぶん時間がたったはずなのに。

原発の事故で感じたことは、僕たちがいかに電気に頼り過ぎていたかということです。
便利さという欲求を追いかけるほどに、暮らしが脆弱になっていたのではないかということです。

つまり、ふくしまをあんな目に遭わせたのは、僕だったのではないかと。

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昨日、地元の吉川小学校6年生の総合学習の時間に呼ばれて行ってきました。
昨年秋に、「地域に仕事をつくること」を考えてほしいと話をしたところ、こんなすごいジオラマとフィギュアで、よしかわの独創的なしごとを表現してくれたのです。

涙が出ました。

そしてその中の一人の子のアイデアに、僕は6年前のことを思いました。
そのアイデアとは「竹灯籠をつくって町を明るくしたい」。
荒れた竹山をきれにして、その竹で灯篭をつくり、みんなの家の前に飾るのだそうです。
自然の素材を生かし、自然の光で、町を明るくする。

原発反対と声高に叫ぶことも大事ですが、この子供たちのまっすぐなメッセージに大人の僕はたじたじでした。
そう、それでいいんだと思います。
もっとシンプルに、自然に寄り添う暮らしが、本来日本人の得意な生き方だったはずなのですから。

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雪掘りあとの壁を使って、雪灯籠をつくりました。

あの日失われたたくさんの命と、未来を祈り、また新しい一年が始まります。
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2017-03-11 17:24 : 思索ノート : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

みその仕込み方③

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⑫木の樽で仕込む場合は中にポリ袋を入れる。
(手作り味噌セットご注文の方にはポリ袋を同梱しました)

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⑬野球ボール大に味噌玉をつくり

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⑭樽の中にエイッと投げ込む

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⑮空気を抜くようによく押しながら詰めていく。最後は表面をならす。

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⑯ポリ袋をたたみこむ。

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⑰スーパーの袋などに塩1kを入れて重石にする。ラップを敷いて直接塩を載せてもよい。

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⑱隙間がないように塩できっちりふさぐ。
(空気に触れるのを防ぎ、カビなどが生えにくくなる)

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⑲容器のふたをして、あまり光が当たらない、夏でも比較的涼しい場所に置く。

⑳梅雨を越えたら、塩の重石を一時どけて、味噌を上下反転するように混ぜかえす(天地返し)。天地返しはしなくても味噌はできるが、したほうが発酵が均一になる。表面をならし、再度ラップと塩で重石をしフタをする。
㉑さらに3ヶ月以上熟成させて完成! 
※途中でカビが生える場合があるが、カビの部分を多めに取り除けば味噌は食べられる。 

説明おしまい!
2017-03-05 16:48 : レシピ : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

みその仕込み方②

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⑦煮あがった大豆をつぶす。マッシャーが便利。フードプロセッサーや木べらでもOK。

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ハンドブレンダーは早くて便利だが、つぶし過ぎるので注意。大豆の粒がつぶれればよい。

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⑧ボウルに糀と塩を入れ、手でこすりあわせながら、糀に塩をまんべんなくまぶす。これが塩切こうじ。

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⑨混ぜやすいように、鍋を2つ用意して、塩切こうじを2等分。つぶした大豆も2等分してこうじと合わせる。

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⑩塩切こうじと大豆を混合する。

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⑪塩切こうじが均一に混ざった。
2017-03-05 16:42 : レシピ : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

みその仕込み方①

味噌づくりセットをご注文いただいた方向けに、味噌の仕込み方をアップしました。
【材料】★大豆1kg ★こうじ1kg 塩480g →この分量で味噌4kg弱できる
【用意する道具】
大きめの鍋(もしくは圧力鍋)、大きめのザル、大きめのボウル、豆を潰すためのポテトマッシャー(もしくはフードプロセッサ、なければ木べらでもOK)、仕込み用の深めの容器(4リットルくらい。プラスチックの樽など)、★19号サイズのポリ袋(ポリ容器で仕込む場合は不要)、スーパーの袋(もしくはポリラップ)、重石用の塩1kg(安いものでよい)
※★印のものは手作り味噌セットに含まれています

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①大豆をよく洗う

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"②鍋に大豆を入れ、
たっぷりの水に
一晩(12時間以上)浸ける。"

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③12時間後。水を吸って大豆が膨らんだ。
水が少ないと大豆が水から出てしまい吸水が均一にならないので注意。

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④左が吸水前の大豆。右が吸水後の大豆。2倍くらいに膨らむ。

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⑤鍋の大きさに合わせ大豆を何回かに分けて煮る。
浸水に使った水を利用し、沸騰したら弱火にして吹きこぼれないように3時間30分煮る。蓋はしなくてよい。

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圧力鍋の場合、鍋の1/3の高さより多く入れないよう分けて煮る。
ひたひた水に中ブタをしたら蓋をして火にかける。
シュルシュル始まったら弱火にして22分くらいで火を止める。

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⑥大豆が煮あがったらザルにあげる。
2017-03-05 16:26 : レシピ : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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プロフィール

鴫谷幸彦

Author:鴫谷幸彦
青年海外協力隊、農業系出版社など経て、新潟県上越市吉川区の山村に移住。2年間の研修ののち2014年春に就農しました。

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