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人生を変えた大切な言葉

雪国で暮らす者にとって、春は特別な存在だ。
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この村に住んでもうすぐ5年になる。
気が付けば40歳の誕生日を迎えていた。
おそらく折り返しただろう人生。あちこち、いろいろ、くねくねと過ごしてきて今、この村で生きていることが、自分の中でしっくり来すぎておかしいくらいだ。

10数年前、青年海外協力隊として僕は東アフリカのウガンダ共和国に居た。
ウガンダで現地の農民と野良仕事をしては、大地に沈む夕陽を眺めたり、停電の夜に星空を眺めたりしながら、笑い、涙し、過ごした。
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そんなとき読んだ写真家・星野道夫さんの本の中に、こんな言葉があった。

――いつか、ある人にこんなことを聞かれたことがあるんだ。
たとえば、こんな星空や泣けてくるような夕陽を一人で見ていたとするだろ。
もし愛する人がいたら、その美しさやその時の気持ちをどんなふうに伝えるかって?
「写真をとるか、もし絵がうまかったらキャンパスに描いて見せるか、いややっぱり言葉で伝えたらいいのかな」

「その人はこう言ったんだ、自分が変わっていくことだって・・・。その夕陽を見て、感動して、自分が変わっていくことだと思うって」
――― 星野道夫「旅する木」より

真っ赤な大地に濃緑色の雨林。
主食であるバナナ林が、豪雨と紫外線から大地を守り、豊かな恵みを人々に与えていた。
バナナを中心にめぐり続ける自然と人々の暮らしに衝撃を受け、僕は感動した。
自然と寄り添い暮らしてきた農民の知恵と生き方の尊さに気付かされたから。
その感動を、どうやって家族や友人に伝えていこうか、とまさに考えてきたときに出会った言葉だった。
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世界は今、とても危うい。
時代が進むほどに、人類の問題は多様化し複雑化し、混沌とし、一たび糸が切れれば、谷底へとなだれ込むかのごとく。
そんな中でも僕には確信がある。
僕たち一人ひとりが、感動を伝えるべく、自分自身で変わっていくことが、結局、世界を変える力になるということ。
大好きな写真トリミング
この村でたくさんの愛すべき父ちゃん母ちゃんに出会い、僕の人生にまた感動が加わった。
その分、僕はもっと変わってみせる。
人生をかけて、変わってやるんだ。
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自然に寄り添いながら、日本の主食であるお米を育て
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村の先輩方から暮らしの知恵をたくさん教えてもらいながら、
どんな苦境も跳ね返す笑顔を忘れず
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僕はもっと変わりたい。
変わり続けて、愛する人たちみんなに、感動を伝えられる人生を…、
ぼくたちは続けていこうと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いします。
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2017-04-15 22:29 : ごあいさつ : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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プロフィール

鴫谷幸彦

Author:鴫谷幸彦
青年海外協力隊、農業系出版社など経て、新潟県上越市吉川区の山村に移住。2年間の研修ののち2014年春に就農しました。

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